社章への想い
梅田 淳 |
テーブルの上に社章が並んでいますね。 僕も最初パズルの社章を見た時に、カラフルで主張があるなと思いましたがやっぱりそれぞれ社の雰囲気を表現しているんですね! |
竹中社長
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ロゴに込める魂を感じさせていただき制作させていただくのが大前提かなと思っております。 |
梅田 淳 |
では、向かって左から、自己紹介をお願いいたします。 |
神木社長
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株式会社トレジャー 神木と申します。 |
梅田 淳 |
社章が前にありますが、ブルーに星、どのようなイメージで? |
神木社長
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弊社のロゴマークですが、これは上の手は取引先様の手、下が私共の手を表していまして。星は宝を表しています。 手と手を合わせて、一緒にやっていきたいという想いで。 |
梅田 淳 |
一緒に宝物を大事にしていきましょうと。 竹中社長、どうですか?出来栄えは? |
竹中社長
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非常にいいと思います。 |
梅田淳 |
そしてビューティーフレンド高橋社長。 こちらの社章は糸まきですね。 |
高橋社長
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ロゴなんですが、色味とかも合わせて、こちらにさせていただきました。 糸脱毛というのが認知度が低く、ロゴも糸巻きで簡潔なデザインなので、そのまま社章に採用しました。 フチの部分をゴールドも提案してくれたんですが、私がシルバーが好きなので外周はシルバーを入れていただきました。 |
梅田淳 |
まさに仕事をストレートに表していますね。 そして次はタイプの違う、社名の頭文字を入れたという。 |
野口社長
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麗人社という会社の”R”なんです。 うちは美術の展覧会を世界各国で行っているのですが、〇のマークは美術界全体を表していまして、折れ曲がったところは、美術界への入口を表しています。 中に麗人社があって、外に出ているのですがそれは美術界以外へのアンテナを表していて美術界以外の社会と麗人社を結びつける。 |
梅田淳 |
なるほど、3社3様ありますね。 |
竹中社長
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手のイメージや糸脱毛の普及、美術界を繋ぐといった経営者様のこだわりが詰まった物で責任のあるアイテムだなと思っています。 |
社章作りのきっかけ
梅田淳 |
社員に渡した印象はどうでしたか? |
神木社長
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設立してから、社章に関する思いはなかったのですが、新年会で北野社長がつけられているのを見て、「いいなぁ、羨ましいなぁ」と思いまして。 ちょうど隣に竹中社長が座られていましたので。すぐに来ていただきました(笑) 社員の反響も素晴らしくよかったです。 よく行くお客様のところでは、「いいのつけてるねー」って褒めていただいています。 |
梅田淳 |
まさにお宝ですね。 高橋社長のところはそういう意味では、用途が違うんですね。 |
高橋社長
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そうですね。糸脱毛のスクールを受けていただくパートナー企業と日本糸脱毛協会の理事に贈呈させていただいています。 ほぼ女性なのですが、きゃーって喜んでいただいています。 |
梅田淳 |
高橋社長も、きっかけは新年会ですか? |
高橋社長
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いえ、パートナー企業からバッチが欲しいとニーズがありまして。 確かに格好がつくと。作ってみるとかわいいし、すごくお気に入りになりました。 社章を100個作ったのですが、新たにパートナー企業を100作ることを目指しているので、この社章がなくなるのを目安にしています! |
梅田淳 |
野口社長はいかがですか? |
野口社長
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僕も北野社長がつけているのを見ていいなと思って、聞いたら竹中社長のところで作ってもらえると。 で、聞いてみたら意外と安かったので、これなら作れると。 決起集会で、社員に配りまして。 今年創立20年なのですが、今まで作った事がなくて!今では新入社員は3か月の見習い期間が終わったら授与式を朝礼でします! |
梅田淳 |
作ってる方としてはうれしいですね! |
竹中社長
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本当にそこが一番嬉しいですね!直接お届けに上がる事が多いのですが、まず箱を開けていただいて、ご覧いただいた時の経営者様の笑顔というのは非常にうれしいものですね。 |
梅田淳 |
これまで何社ぐらい作ってこられたんですか? |
竹中社長
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関西活性化プロジェクトの参加企業様では10社ほど作らせていただきました。 |
梅田淳 |
僕も入社した時に社章をもらいましたが、うれしかったですねー。 喜んでつけていたのを思い出しますね。 野口社長がおっしゃった授与式があったり、パートナーさんや社員さんが喜んだり。 これなんだよね。 ファッションアイテムしてのピンバッチもありますものね。 それに合いふさわしいデザインもありますよね。 |
竹中社長
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そうですね。まさに今、大きなカフェラウンジさんで進めている仕事があるんですが通常のハリのタイプ以外にもピンタイプとかもできるので、飲食店さんからも反響がありますね。 |
社章ができるまで
梅田 淳 |
値段はどのぐらいですか? |
竹中社長
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使う素材や加工方法、個数などにもよりますね。 最低10個から作っていますが、100個ぐらいと考えると、通常1個1000円以内でできますのでお求めやすく設定しています。 |
梅田 淳 |
皆さんおいくつで? |
神木社長
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うちは10個です。 |
高橋社長
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私は100個です。 |
野口社長
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うちは50個です。 |
梅田 淳 |
期間は? |
竹中社長
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デザインから本生産までだいたい1.5ヶ月~2ヶ月ぐらいですね。 デザインをお作りして、サンプルをお作りして、生産と。 通常2次加工というのは社章を作ってインク樹脂を入れて仕上げていきましてこだわりのある作りですので、そのぐらいの日程はみていただいております。 |
梅田淳 |
新年会の場もいいきっかけですね。 これからもどんどん広がりがありそうですよね。 |
竹中社長
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そうですね!みなさんがつけられているのを見て、欲しいとおっしゃっていただく方が増えていますので。 |
梅田淳 |
出来栄えはどうですか? |
野口社長
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満足していますよ!思っていた通りの物ができたんで。 また、この針の部分の接合がしっかりしているんです!よくできているなぁと。 |
梅田淳 |
そういう信頼も勝ち得たんですね! |
関西活性化プロジェクトが行う交流の場
梅田淳 |
「交流」っていうのはパズルと出会って実際目の当りにするのですが、いいですね。いろんな情報交換ができて。 |
野口社長
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そうですね。社長って孤独じゃないですか。 そういうのを話す場になりますね。現状100社近く参加企業さんがいまして、その中でも深いお付き合いをさせて頂いている方もいますし、皆さん悩みをクリアしようと一生懸命で、その答えに結びつく事もありますね。 |
梅田淳 |
高橋社長は、今日のメンバーでは紅一点ですがどうですか? |
高橋社長
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やっぱり男性は、とくに経営者は理論的で頭がいい!非常にためになると思っています。 |
梅田淳 |
神木社長は? |
神木社長
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同業もいらっしゃるのですが、伸びている方ばかりで、もちろん多業種の方も伸びていらっしゃる方ばかりですし、勉強のために入りました。 今まで入っていた他の会は一切やめました!! |
梅田淳 |
刺激を受けて自分の中で次へのアイデアが生まれるという事もあるんでしょうね! |
竹中社長
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僕もこの会しか参加していないです。 いろんな事を考えた上で、この関西活性化プロジェクトにご参加いただいている経営者様からいただく刺激を経営者としての勉強としても大事にさせていただいております。 僕も参加企業様といろんな方をつなげれるようにと常に思っております。 |
各社が考える今後の展開
梅田 淳 |
社章ができてみなさんの気持ちが盛り上がってきて、今後、近未来はどのような事を考えていますか? |
神木社長
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弊社でも新入社員を募集しているのですが、野口社長と一緒で3ヶ月は社章を渡さないとしています。 これをもらえる喜びを感じてもらえる組織にしたいなと。 |
梅田 淳 |
高橋社長は? |
高橋社長
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他にやっている事もあるのですが、糸脱毛のパートナーを増やしていく! 今日も1件、昨日も1件決まったんですけど、私の目標は経済を少しでも活性化できる助けをすること。しかも女性に向けて! |
梅田 淳 |
野口社長は芸術の世界でいらっしゃいますが、芸術の文化は日本の中でどう大切にしていきますか? |
野口社長
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団塊の世代もあって、老後の楽しみで絵を描くという方もいらっしゃって、画家さんの年齢層が上がってきています。その作家さんの発表の場をつくるのが我々も仕事です。
理念を大事にしている会社は同業ではあまり見受けられなくて、非常に残念に思っていますので弊社ではこのロゴから理念経営をしている事をアピールしたいなと思っています。 |
竹中社長
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私共は資材の商社を突き詰めていく! 現状700社ぐらい仕入れ先や中間加工業者を抱えているのですがそれを売り込むことができずに下請けをされている業者さんがたくさんいらっしゃるんです。 なので、いろんな技術や新しいアイテムをいろんないい会社に使っていただくという事を使命としてうちも、パートナー企業様も、成長していきたいなと思っています。 |
梅田淳 |
先々を輝ける時代にしたいと。 大きな輪がどんどんできますように今日はどうもありがとうございました! |
あとがき
パズルを通して様々な対談を経験し随分見識も広まりましたが、共通して感じるのは自社への愛情です。 そしてそれをどう表現するのか? 今回も様々なジャンルの企業に集まっていただきまして、自社への愛情を、社章という形でそれぞれ表現していただきました。 まず驚くのが、ご自身の会社のイメージを実にわかりやすく具現化してらっしゃるという事! 名刺をいただいて胸元を見れば「なるほど!」と頷ける社章ばかり。 そして、それを付ける上での”誇り”を感じます。 今や何事にもこだわりがなくアッサリした時代?いけない事です。 多くの大学生の就職に対する考えを見ていると、本当に自分が勤める会社に”愛”を持って接する事ができるのか?そう感じます。 これからの企業に必要なのは、愛と誇りにつながる”象徴”を社員に自覚させる事ではないでしょうか? 今後益々需要は拡大すると感じました。 そして今、”オフィスうめじゅん”の社章のイメージを考えているところです。 |