イマジネーションを大切に!” スウィング” のオシャレオフィス
松本隆博 |
この場所はいろいろ飾られていますが、 何に使われている部屋ですか?? |
金山社長 | 設計のスクールをしておりますので、そのスクールと、店舗の備品のショールームになってます。 |
松本隆博 |
なんかね。想像力を描きたてられるというか、勝手に写真を一杯撮ってしまいました! こういう、雰囲気作りは大切ですよね。 |
金山社長 | そうですね。 イマジネーションが大切だと思います。その人が持ってる感性を引き出すという感じでしょうか。 まあ実際にお仕事の話になると具体的な施工事例の写真を見ることも大切ですが。 |
出会いからマッチングまで
松本隆博 |
「保険テラス」さんが横浜の鶴見区に出展され、その新店舗をスウィングさんがデザイン、設計されたとのことで写真を見せていただきました。 僕は保険テラスさんは以前から良く知ってるんですが、合ってますよ! 自然な感じで、”保険テラス?!”っていう感じがしますよ。関西活性化プロジェクトの紹介でお二人はお会いされたんですよね? お仕事の依頼はすぐにお願いしたんですか? |
高津社長
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いやーほんとお会いしてすぐにこの人だ! と思ったんですが、いちおう会社的にですね・・形式上はコンペをしました(笑)。 店舗のデザイン、設計って言いましても僕ら素人ですから、やっぱり信用するしかないと言いましょうか、人として合うかどうかインスピレーションですよ。 相場感ひとつとっても、素人なのでわからないですし、正にお任せです。 |
金山社長 | ありがとうございます。 信頼していただくということが大切ですし、でもそれが大変な事なんですよね。 僕らの仕事は完成したものを見て頂くまで何もないですから。 僕らの動きや態度、説明する言葉などで信頼して頂くしかないんですよね。 お客さんの中には、ここだけの話、最後まで数字しか見てもらえない方もいるんで。 そういう方とは、信頼って・・難しいですよね。 でも、高津社長はその辺りを全面的に任せて頂けたので、ありがたかったです。 |
高津社長
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実は今回、コンペを3社で行ったのですが、以前からいつもお願いしていた会社は、やはりいつもと同じデザインですし、目新しさはない。もう1社もまあそんな状態。 でも、金山社長のところだけは、驚いたのは「まず会って説明がしたいんで!」と言われて。普通あんまりそんなのなかったんで・・。 で、「店舗を作るに当たって人の流れを作るためには、、、」とか、説明をしてくれたり、弊社のHPのコンセプトを見ながら、いろんな説明してくれたり。 それはもう懇切丁寧なお仕事でした。今までの業者の方は、まあ言わば当たり障りのないデザインを送りつけて、そのまま勝手に進んでいくだけ・・みたいな感じでしたので。 今回初めて、いろいろ気づけました。 |
スウィング×ETERNAL「保険テラス」 横浜鶴見店オープン
松本隆博 |
どうですか?その新店舗は。 |
高津社長
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当社の一般的なお店は6坪程度で、すぐにカウンター席がある感じなのですが、今回の新店舗は奥行きが7メートルもありまして、”お客様にどうやって奥まで入って来て頂くか”というのが難問でした。 でも店舗オープン後スタッフに様子を聞いてみると、お客さまが自然に入ってきてくれているとのことで反応が大変いいみたいで。 パンフレットスタンドを店頭に置かずに中の方においているんですが、お客さんが自然に、中に入ってパンフレットを手にしてくれてるんです。 |
松本隆博 |
そうですよね!売ってる商品は保険商品で、「あ、これ一つください!」ではないですもんね! 商品の特性上、じっくり相談して、検討して契約するというものですし。 |
松本隆博 |
最初ね、店舗の設計なんて企業のブランドイメージなんやから、統一感だけ考えて作ればいいじゃん!って簡単に思ってました。 「マクドナルドっぽくやればいいのじゃないの?」って。でも違うんですね。。 店頭で保険を販売するという言わば、新しい業界ですし、道行くお客様もそんな店舗があるというのはまだまだ珍しいし不安もあるでしょう。 まだ世間認知されてない業界なんですね。だからまだ試行錯誤の部分がある。 なので、どこをどう対処ていくのか?とか、トライ&エラー&トライが大切なんですよね。 |
金山社長 | 良いものを作るにはやはり、依頼主である施主さんとのコミュニケーションが大切ですよね。 高津社長とは、お打ち合わせは、密にさせて頂きましたのでとても助かりました。 大きい店舗でしたので、工夫の箇所も多く示すことができプランに差が出やすかったと思います。 実は今度、オフィスの施工相談もして頂ける事になっていて、実は僕、めちゃめちゃ喜んでるんです!!!(涙)。 |
松本隆博 |
金山社長はほんと穏やかで、ガツガツしてない感じが心地よいですね。 いいものを作れば、仕事は勝手に次に繋がるっていう考え方ですよね。 |
「保険テラス」という名前
金山社長 | おべんちゃら言うつもりではないんですが、「保険テラス」という名前はすごい発明やなと思います。 相談する側は、売られる感じがするんですが、それをテラスという言葉で。家に入らずにまあテラスで軽くお茶でもしながら・・みたいな雰囲気が出てますよね。 |
松本隆博 |
僕もこの業界は伸びるなぁと。 不景気でも影響しないですよね。僕は全国ヨーカドーやイオンでイベントする事が多いのですが、まあほとんど、来店方の保険店舗が入ってきてますよね。 |
金山社長 | 他業者さん多いんですね。 |
松本隆博 |
高津社長はそのさきがけなんです。 保険なんて昔は、「親戚に頼まれたから保険に入ってる」とか「どこでも一緒でしょ」みたいな感覚でしたが現在はお客様も研究されますし、ましては不景気ですから、吟味して保険を自ら選ぶ、という時代です。 保険テラスさんは店舗増やしていきますからねー(笑)お店出展たくさんたくさん(笑)。 |
金山社長 | 楽しみにしています。 正直、高津社長と初めお会いしたときは、お若くてイケメンなので、”もっとイケイケで商売もいやらしい方かな”と思ったんです 笑 でも、実際は全然違うんです。 内に秘めたものが違うんでしょうね。すごく謙虚な方で。 |
松本隆博 |
僕も同じ印象です。 関西活性化プロジェクトでは僕は月1回対談やってるんですが、お会いする方は謙虚な人が多いですよ。 とくに高津社長はそうですよね。 なので、今後とも、この付き合いを続けていっていただいて。僕もたまには混ぜてもらって。 |
金山社長 | 今度お食事ご一緒したいのですが、まだそこまで近づけてないので。笑 次のオフィスのデザインが終わった頃にでもぜひ。 |
松本隆博 |
この対談を機会に、より深いお付き合いになりそうですね。 |
あとがき
人との出会いがあってまた新しいビジネスが始まる。 そういった場に立ち会えるのがほんとうれしく思います。 今回は「保険テラス」さんの新店舗設計に「スウィング」さんが応えた。 思うんですが人との出会いが当初の目的ではないところで出会ったほうが良いものが生まれるのでは? 最初から店舗設計依頼で出会うと商売から始まって、その中で人を知り仕事が生まれる。まあ幸いそこで良い人に出会ってしまえばそれはそれで良いのだが。 所詮きっかけは商売からであり、決まった目的からが発端である。 今回のようにまず人として出会ってそこから広がるほうが楽しいと思う。 もし仕事で結ばれなくてひょっとしたら飲み友達から始まっても良いのではと思う。 それくらい、仕事のきっかけはやはり仕事ではなくて「人」だと思う。 人との出会いから仕事への出会い。 それが最高だなと思います。 |